2011/07/14

07/14  一号館解体工事の安全祈念式行われる

 活水高等学校・活水中学校の一号館(1951年建築)が老朽化のため解体されることになり、2011年7月14日午前10時から、同館一階の入り口で、工事関係者と学院関係者が出席し、「環境整備工事安全祈念式」が執り行われた。

式は同校宗教主任の三河悠希子先生が司式し、Tコリント3章10−15節を朗読。解体工事の安全と60年間用いてきた校舎への名残惜しさはあるが、平和への学院としての祈りは、建物がなくなっても強い気持ちで持ち続けていくとお祈りし、安全な工事となるように主に祈った。

  また式辞を述べた湯口隆司校長は、校舎の解体工事の安全を祈念する会は、当初内輪での安全祈念式を考えてきたが、関係者と学院から広く参加を募り行うことになったと説明した。
 その理由として、この校舎の土台は戦前からの鎮西学院の校舎のものであること、1945年に被爆し、多くの尊い命が奪われたことがあると語った。その土台を残し、活水高等学校・活水中学校が1951年に建てられた。そこには平和を希求し、原爆の廃止を求める気持ちがあったこと、さらにこの校舎がPTA、米国の教会、そして同窓会からの多大な経済的支援を受けて建ったことがあると説明した。そこには協同の精神が息づいており、この地に鎮西学院の校舎が建てられたときから、たとえその上に建てられた校舎を取り壊し、教育の場として使われようと、主イエス・キリストを土台にして教育の場の意義は変わりなくこれからも有効にこの精神を求め続ける施設として、使っていきたいと述べ、工事の安全祈念式の目的と意義を説明した。
 式終了後、解体工事プランを作成したヴォーリズ社の担当者が、工事の概要とモニュメントの建設について説明があった。工事はこれから夏休みの期間中に、大きな音がでる工事を集中して行い、2011年末の完成を目指す。

前列右端より湯口校長、野々村院長
ヴォーリズ中山氏